こんにちは元美容部員ママふく子です。
美容部員(ビューティーアドバイザー)仕事を7年してきたメリット、デメリットをお話します。結論から言うと化粧品が大好きなら、この仕事に向いていて続けられる!!ということです。
また美容部員になるための記事はこちらをご覧ください。
https://taipei-fukuko.com/entry/biyoubuin-beauty-adviser/
Contents
美容部員のメリット
美容部員を7年して感じたメリットを厳選してお伝えします。
ビジネスマナーが身につく
18歳で入社した私は、アルバイト経験はあるものの社会人としては初めての職場。1番年下で、社会常識なんて全くわかりませんでした。
入社したらまず、10日間で泊まり込みの研修がありました。私が入社したのは業界一とも言われている、厳しいメーカー。それだけ社員教育には力を入れているということです。
- 挨拶の仕方
- ドアの入り方
- 上司とタクシーに乗ったらどこに座るのか
- エレベーターでは新人が操作をする
- トイレの使い方(使用後はペーパーを三角に折る、便座のふたをしめる等)
当時は研修が辛いものでしたが、今考えると人生においてこういうマナーを学べる機会があって本当によかったなぁと感じます。
化粧品に囲まれて仕事が出来る
美容部員になってる人達は、みんな化粧品が好きだからだと思いますが1番のメリットはなんと言ってもコレですよね。
自分自身が化粧品が好き
というのが美容部員をいかに続けられるかのポイントだと思います。化粧品業界は常に新商品が出ます。もちろん自分が使わないとお客様にはオススメできないので、新商品は会社から支給されます。新商品が出るのをワクワクし、新商品の勉強するのも楽しみでした。
接客の楽しさがわかる
美容部員は販売員です。
必ずお客様が存在する対面業務になります。私は美容部員の経験をして、接客が楽しくなりました。
販売員といっても1人のお客様と接するのが長いですし、エステやメイクなどをするとより密な接客になります。
その目の前にいるお客様の肌に必要のはどれか、似合うメイクは何か、などを常に考えます。ただ売るだけの接客ではありません。
なので、お客様から名前を覚えてもらったり指名してもらったりすると、とてもやりがいを感じました。
肌が綺麗になる
もともと入社前から愛用していた会社に入ることが出来たので、製品自体がとても好きでした。スキンケアからメイクまで全て揃っているメーカーだったので、当時は全て自社のものを使っていました。
新商品は毎月支給されますし、自社の割引もあります。どんどん使い込んで商品の価値をお客様に伝えます。
自分の肌を見て、スキンケアやメイクを買ってもらえる事もあります。
なので使い込めば使い込むほど肌は綺麗になります。お客様から見ても説得力のある肌を目指してお手入れしていました。
美容部員のデメリット
休み、時間が不規則
サービス業なので基本的に土日出勤。
百貨店やショッピングモールの専門店は土日が稼ぎ時。そして平日なら17:00以降が混む時間。
私の勤務先は専門店だったので(ショッピングモールなど)美容部員の勤務時間は大体11:30から20:00でした。百貨店勤務になると、早番、中番、遅番があります。勤務先が遠いと帰宅するのが21:30~22:00くらい。
そして配属先にもよりますが、月に一度閉店後のミーティングがありました。その時は終電で0時過ぎに帰宅。それが結構辛いものがありました。
売上に追われる
これは美容部員に限らず、全ての職種にいえることですね。
といった感じです。
支店の営業、美容部員は目標達成にむけて頑張るわけです。
売上目標とはまた別に、“○○コンクール”と呼ばれるものが定期的にあり、例えば”ファンデーションコンクール”だと期間中に個人でファンデーション〇〇個販売しましょう!というものです。
順調な時はいいですが、常に目標に追われる日々でした。
足がつらい
基本的に勤務中は制服着用のため、靴はパンプスです。あの、リクルートスーツとかに履く黒パンプス。3cm~可ですが、3cmだとあまり美しくなかったので5cm以上でやっていました。
最初慣れない頃は本当に足が辛くて、苦労しました。
百貨店は私服通勤ですが、専門店の場合は制服通勤です。なので制服とヒールパンプスで電車に乗るんです。
夕方になってくるともうパンプスを脱ぎたくなるくらいむくみとの戦いです。帰ってからはひたすら足のむくみ取りです。

太りやすくなる
帰る時間が21:00から22:00の間で、そこから夕飯を食べたりすると確実に太ります。入社時にはほっそりさんでも大体みんな太ります。
私もそれが嫌で、夕飯を抜く生活をしたりジムに通ったりしました。
美容部員を目指してみよう
美容部員の仕事は、化粧品好きな人からしたら天職です。ただ販売員なので、売上目標があるのは当然です。好きだから頑張れた。それに尽きます。
結構体力も使いますし、同僚では体を壊してしまう人もチラホラ。あとは女性同士の職場ですが、私のいたメーカーはいざこざがなく先輩後輩同士もとても仲良しでした。そういう環境があったから続けられたのだと思います。
これから美容部員を目指す方にはぜひ、参考にしてもらえると嬉しいです。
